APES教育コンテンツ:講義動画・APES教本・オペ動画

APES教育コンテンツ公開の目的

APES教育コンテンツは、2009年設立以来、窪田実先生が磨き上げてこられたAPES CAMPにおける珠玉の講義内容であり、本来はAPES CAMPに参加して本講義を受講し、トリを使った実技トレーニングを受講することで日常臨床の糧とするものです。

したがいまして、今後のAPES CAMPへの参加を念頭に、その事前学習として本コンテンツをご活用いただくことが公開の真の目的となります。

PDカテーテル留置術

講義動画(45min)

腹膜透析の維持管理を行う上で、最も重要な技術・スキルの一つにPDカテーテル留置術があります。正しいカテーテル留置があってこそ、初めてPD療法は成功します。

そのためにPDの維持管理に携わる腎臓内科医が正しいPDカテーテル留置術に精通していることが大変重要です。

ここではPDカテーテル留置術の講義を視聴できます。

あってはならないカテーテル留置術中の合併症

講義動画(12min)

PDカテーテルの留置術中に、腹部の構造の理解が足りずに腹膜前脂肪層への誤挿入を起こしたり、透析液リークを誘発するような手技を施してしまうことがあります。

ここでは、腹部の解剖学的構造の特に腹膜前脂肪層の存在とカテーテル挿入の留意点、皮下トンネル作製のトロッカーの扱い方の講義を視聴できます。

カテーテル閉塞・感染の外科的治療

講義動画(17min)
講義動画(7min)

腎臓内科医がPDカテーテルのトラブルとして、様々な原因によるカテーテル閉塞と、出口・トンネル感染を伴うカテーテル感染がある。

ここでは大網、卵管采、腹膜垂などのカテーテルへの巻絡、フィブリンや凝血塊によるカテーテル内腔の詰まりを理解し、その外科的処置法CRF(Catheter Repair by a Forefinger)の術式の講義を視聴できます。

また、PDカテーテルの出口・皮下トンネルの構造を理解し、難治性の出口・皮下トンネル感染の外科的処置法のSPD(Subcutaneous Pathway Diversion)の術式の講義も視聴できます。

PDカテーテル留置術、関連外科処置 教本

PDカテーテルは腹膜透析液のアクセスルートであり、腹膜透析の要です。そのためトラブルを予防できる理想的なカテーテル留置を行うことが極めて重要となります。その結果としてカテーテルの高い開存率、PDの治療継続率の向上に寄与することができます。

ここでお示しする教本は前述の講義動画の元となる文章で構成され、PDカテーテル留置術や術中合併症、カテーテル閉塞やカテーテル感染とその外科治療を、豊富な写真と共にじっくりと読み込むことができます。

あくまで個人の学習用ですので、無断転用は禁止です。

ヒトPDカテ留置 non SMAP UAE動画

OPE動画(6min 無音)

腹膜透析の維持管理を行う上で、最も重要な技術・スキルの一つにPDカテーテル留置術があります。正しいカテーテル留置があってこそ、初めてPD療法は成功します。

ここではヒトのnon SMAP UAE オペ動画を視聴できます。

一部、ピントが合っていないところがありますことを予めご了承ください。